その日にできること、やるべきことをきちんとやりとげたという満足感です。
もちろん、思うようにいかない日もあります。
そういうときは「明日はちゃんとやろう」と自分に言い聞かせて一日を終わりにします。
不満を翌日に持ち越してもいいことはないと知っているからです。
とにかく、一日一日を気持ちよく締めくくることに全力を尽くします。
できることをきちんとやりさえすれば、毎日に満足感が生まれると知っているのですから、迷いやためらいが無いのです。
気持ちのいい一日だったと感じるのはどんな日でしょうか?
毎日が同じように過ぎていきます。
幸運はめったに訪れません。
それでも「今日は満足だな」と感じる日があります。
自分ができることをきちんとやり遂げた日です。
これは心にとてもいいことです。
感情が安定しますし、気持ちも朗らかになります。
だから、他人に対して機嫌よく接することができます。
すると、どういうことが起こるでしょうか?
そこに「幸運の種」が蒔かれるのです。
私たちは自分に対して機嫌よく接してくれる人に好感を持ちます。
つまり、幸福そうに見える人は、周りのいい人といい関係をつくっていけるのです。
そして、そのことで幸福はさらに膨らみます。
周囲に好感を持たれる「いい感じ」の人には、いいこと、つまり幸運がたくさん集まってくるからです。