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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/410100157X/horaihonoyomu-22
村上春樹の初期作品群の中の記念碑的傑作なのが、これ。
〈私〉の意識の核に思考回路を組み込んだ老博士と再会した〈私〉は、回路の秘密を聞いて愕然とする。
私の知らない内に世界は始まり、知らない内に終わろうとしているのだ。
残された時間はわずか。
〈私〉の行く先は永遠の生か、それとも死か?
そして又、〔世界の終り〕の街から〈僕〉は脱出できるのか?
同時進行する二つの物語を結ぶ、意外な結末。村上春樹のメッセージが、君に届くか?
・・・・・・ということで、2つのパラレルワールドを行ったり来たりする物語。
BGMとしては、常にスタン・ゲッツが流れている。
後の『ねじまき鳥クロニクル』や今回の『1Q84』のように不思議な世界を通じて、この世界の不条理を描いてみせる村上春樹独特の力技の作品だ。
●ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編
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●1Q84
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●イパネマの娘(スタン・ゲッツ)
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ただ、名作だからと言って、誰もが真っ先に読むべきかというと、そうはいかない。
まずは、村上春樹の世界に慣れてから、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 』に進んだほうが奥深く読み解ける。
では、何を読めば村上ワールドに慣れるかというと、それが『羊をめぐる冒険』であり、さらにこの『羊をめぐる冒険』を読むために絶対にはずせないがの『風の歌を聴け』になる。
つまり、村上ワールドは『風の歌を聴け』で始まり、『風の歌を聴け』で終わるのだ。(終わってないけど。)
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