その茨城のり子さんが、子ども向けに詩について解説している。
●詩のこころを読む (岩波ジュニア新書)
茨木 のり子 (著)
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この中で茨城のり子さんが言っている。
「詩には、どこかで跳躍するところがあります。飛躍するところがあります。」
「いい詩には、人の心を解き放ってくれる力があります。」
詩人は言葉だけで、僕たちをいかせてくれる。
僕たちの心を解き放ってくれる。
だから、茨城のり子さんの次の言葉で僕は飛び立つことができる。
自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ
『茨城のり子:自分の感受性くらい』
わたしが一番きれいだったとき
わたしの国は戦争で負けた
そんな馬鹿なことってあるものか
ブラウスの腕をまくり卑屈な町をのし歩いた
『茨城のり子:わたしが一番きれいだったとき』
もはや
できあいの思想には倚りかかりたくない
『茨城のり子:倚りかからず』
恋人よ
まだどこにいるのかもわからない 君
一人でいるとき 一番賑やかなヤツで
あってくれ
『茨城のり子:一人は賑やか』
娘は誘惑されなくちゃいけないの
それもあなたのようなひとから
『茨城のり子:あほらしい唄』
本当に生きた日は人によって
たしかに違う
ぎらりと光るダイヤのような日は
銃殺の朝であったり
アトリエの夜であったり
果樹園のまひるであったり
未明のスクラムであったりするのだ
『茨城のり子:ぎらりと光るダイヤのような日』
恋をするとさ、誰でも詩人になれるよね。
だから、恋は素敵なのだ。
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