2011年01月31日

治験参加者は『創薬ボランティア』

僕たちの業界では、普通、フェーズ1の治験に参加して頂ける方を「ボランティア」と呼んでいるが、フェーズ2の治験以降は患者さんだ。
大分医大の中野教授が治験に参加してくださる方を『創薬ボランティア』と呼んではどうだろう、と提唱されてた。
あまり普及していないが。

『被験者』という言い方もされることがある。

まるで人体実験のような呼び方ではあるが、まさに治験は人体実験のなにものでもない。

フェーズ2以降に治験に参加される方は、本当にボランティア精神に富んだ人だと思う。

僕も治験パネルに登録している(うつ病で)ので、時々、電話で治験のお願いですが、とやってくる。
話を聞くと、当たり前だが、今飲んでいる薬をウォッシュアウトしないといけない。

もし、そのウォッシュアウトのときに、またうつ病が再発するかと思うと、なかなか治験に参加する勇気がでない。

治験の意義をそれなりに理解している僕ですら、治験への参加は消極的だ。

なのに、世の中にはボランティア精神に富んだ方がいらっしゃって、うつ病の治験にも参加されている。

このボランティア精神無しでは、日本の治験は立ち行かない。

日本では1つの病院で集まる創薬ボランティアが少ない、という現状がある。
だから、施設数を増やさざるを得ない。
それなので、モニターはあっちもいったり、こっちもいったりで、あまり効率的でない仕事をしている。


創薬ボランティアの方にできるだけ治験に参加して頂くために、「交通費」以外の「謝礼」を払えないものか。

もちろん、創薬ボランティアは金銭目当てに治験に参加してくださっているわけではないのだが、だからと言って、ボランティア精神だけを頼りにしていいのだろうか?

これまた、ドラッグラグや世界同時開発とか国際共同治験にさいして、必ず問題になるのが、日本の治験のスピードだ。

大分医大の中野先生は治験に参加された創薬ボランティアの方に「ポイント」を与えるのはどうかと、アイデアを出されていた。
このポイントを持っている、優先的に診察を受けることができるという「特典」がついている。
しかも、このポイントはほかの人にもプレゼントできる。
だから、たとえば更年期障害の治験に参加したおばちゃんが、自分のポイントを孫にプレゼントすると、お孫さんが優先的に診察を受けることができる、というものだった。

いいと思うよね。

これだけで全てが解決するわけではないが、試してみる価値はある。

誰か、やらないかな・・・・・・。



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ラベル:治験
posted by ホーライ at 19:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 治験について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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