2011年03月15日

福島原子力発電所での人為的ミス●人為的ミスを防ぐには

福島第一原子力発電所の2号機で人為ミス(機会のメーターから目を離していた)から、冷却水が無くなってしまい、炉心が全部、裸になった。

どんなにシステム的に安全な機会でも、最終的には人間がチェックする、操作する。

そこに人為的ミスが入り込む余地がある。


二重、三重に安全システムがあっても、やっぱり最後は人に頼る。

歴史上の大きな事故も、たいていが、「人為的ミス」だ。


治験でもどんなにGCPやSOPが完備されていても、最後はモニターが確認する。


人為的ミスを防ぐ方法は、普段からの「社員教育」にかかっている。

この世の中は、システムと人間の両方でやっと「一人前」なのだ。




ラベル:東日本大震災
posted by ホーライ at 18:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 科学の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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