受け取る報酬は、どのような基準でどのように説明されようとも、つまるところは個人が差し出す労働の値打ち、すなわち貢献度によって決まる。
つまり私たちは仕事の結果に応じて報酬を受け取っているのだ。
よりよい結果をたくさん出すことができれば、個人の値打ちが高まり、収入増につながる。
つまるところ、収入を増やす手段はこれしかない。
成功する企業はみな、結果重視の方針を掲げ、競合を上回る顧客サービスの実現に努めている。
実際、大企業の役員たちには顧客サービスに対する「執念」ともいえる姿勢が見受けられる。
社会で最も成功しているのは、顧客や会社など自分の力を必要とする人のために、「我を忘れて」働いている人だ。