注ぎ込んだものが結果に正確に反映されるのはすでに述べたとおりだが、ありがたいことに、何をどう注ぎこむかはまったくあなた次第だ。
毎日注ぎ込む量を増やしても、誰にも邪魔されることはない。
誰にも気兼ねせずに好きなだけ働き、報酬以上の貢献をすることができる。
上司、同僚、顧客など、仕事で関わるすべての人に誠心誠意尽くせば、自分の仕事に意義と目的が感じられるようになる。
自分は世間の役に立っているのだと実感できる。
得るもの以上のものを差し出し、貢献していると思うと、自信と満足感が湧いてくる。
全力をあげて顧客のために働き、誰よりもすぐれたサービスを心がければ、将来は約束されたも同然だ。
出世も収入も一気に目標に近づくだろう。(地位やお金の問題でもありまぜんが)
【この法則をいますぐ実践する方法】
●自分の本当の顧客をはっきりと見極めよう。
ここでいう顧客とは、あなたが仕事や私生活で欲しいものを手に入れる際に、頼りになるすべてを指す。
何らかの形であなたの力を必要とするすべてが、あなたの顧客だ。
職場であなたの顧客は上司であり、同僚であり、部下である。
彼ら・彼女らはさまざまな形であなたの力を頼りにしている。
あなたに期待しているのはどんなことか、どうすればもっと役に立ってあげられるだろうか、考えよう。
●社外の最も重要な顧客を見極めよう。
今後も取引を継続したい相手、そのためにぜひとも期待に応えねばならない相手は誰かを考える。
現時点で最も重要な顧客と、将来最も重要になるだろう顧客をそれぞれ見極めよう。
ビジネスを続けていくうえでぜひ必要な人に対して、これまで以上に役立つサービスを提供する方法を考えよう。