自己啓発のコツ、秘訣として「自腹を切る」ということがある。
自腹を切って通信教育を受けるようでないと、真剣にならない。
情報の大部分は、活字になっている。
だからできるだけ多くの書籍、ビジネス書、自己啓発書、雑誌、週刊誌を読むことが重要になる。
■■■(2)自己啓発の第2ポイント:「根気のよさ」
●「継続は力だ」は間違っている「継続だけが力」なのだ。
情報を徹底的に収集するためにも「根気よさ」が求められている。
継続に情報を収集することで分かってくることもある。
例えば、ネットで「治験」の情報が、ここ数年で飛躍的に伸びたこととか(ブログのおかげだ)。
患者が直接、治験薬の副作用や効果を記録しているブログもある。(玉石混合だけど。)
患者が治験に対して不満を訴えているブログもツイッターもある。
粘り強く情報を求め続けよう。
そこから、新しいアイデアが生まれることもある。
■■■(3)自己啓発の第3ポイント:「世界的な視野」
ネットで出現したおかげで、国境は無くなった。
企業の国際化も進んでいる。
治験の国際化、新薬の世界同時開発も進んできた。
世界のどこかで起こった「ささやかな」変化が、意外に大きく世界経済に影響することもある。
(バタフライ効果。)
治験の世界では特に海外での情報が重要になってくる。
たとえば、先行する海外の治験の結果から、有効性が証明できず、日本国内の治験も中止になるということは、決して少なくない。
以上のことを考えると、自己啓発は極めて大きくカネと時間を要することが分かる。
この「自己啓発」に投下したカネと時間は、そのまま「大きな投資」と考えるべきであろう。
しかし、この「投資」を通じて経済活動に自分の将来の「運命」をかけるだけの決断を下さないビジネスパーソンは、絶滅するかもしれない。
「娯楽一筋」から早く「自己啓発」に転換に成功した人は、そのまま「自己変革」の第一歩に手が届いたと考えてよい。
自分の好み、これを徹底的に追求するのが自己啓発のコツだ。
また、それが自己啓発が成功するポイントでもある。
自分の個性を発展させる。さらに人生の充実に向かって努力することは他人のためではなく、極めて自分のためだ。
「自己改革」は、これからの時代を生き抜くためのビジネスパーソンの生活設計を含めた将来の構想を決定するポイントと言える。