仕事でも勉強でも、毎日、やるべきことをやればいい。
そんなことは分かっている。
分かっていてもできないから悩むし、自分に不満を持ってしまう。
それが大部分の人の現実だと思います。
でも、「とりあえず幸せ」を目指すと目標に手が届きやすくなります。
うまくいかないことがあってもいいから、やれることはやっておく。
それだけでいいのです。
仕事で、今日はこれぐらい進めようとか、時間内にここまで終わらせようといった計画を立てます。
ところが、うまくいかない時があります。人によってはそういうときのほうが多かったりします。
すると、どうしても自分を責めてしまいます。
「私は意思が弱い」とか「気が弱い」「能力が無い」といった調子で、自分をどんどん不幸な人間に仕立ててしまいます。
でも、「やれることはやっておく」という目標設定なら、実行できたぶんだけに目を向ければいいのです。
目標に達しない場合でもとにかく「やれることはやった」のです。やり残しがあったとしても「やれることはやった」のです。そういった
減点法ではなく、加点法の考え方をぜひ身につけてください。
予定の半分しかできなくても「予定の半分ができた」と考えることができれば、少なくとも自分を不幸な人間に仕立てることは無くなります。
なぜなら、成果の無い一日は存在しなくなるからです。
毎日、少しずつ何かをやり遂げていることが実感できれば、「とりあえず幸せ」な気持ちを持つことができるはずです。