例えば、「本件は、次の3点が主な理由です。1.・・・、2.・・・、3.・・・」といった感じです。
そして、簡単に済みそうなものから順に話を進めていきます。
このように進行すると、参加している人たちは、今日の論点が何であるかが最初にわかっているため、頭の中を整理しやすくなり、また、途中でも、あと何が残っているのかを把握できます。
業務上で相手からの質問に対して回答する場合も、余計なことを話さずに、ポイントを絞って答えます。
YesかNoか、その主な理由はいくつあるか、さらにそれぞれの理由を端的にわかりやすく話します。
このようにすると、相手も理解しやすく、また、時間も節約できます。
もしも回答しづらい質問がきたら、回答する義務がなければ、正直に「その回答は難しい」、あるいは「答えられない」と話します。
そのほうがお互いにすっきりするでしょう。
ただ、プライベートな会話では、このようなやり取りはあまり良くないでしょうね。
相手の気持ちを洞察したり、気遣いも大事です。
しかし、私が困るのは、仕事の面談においてプライベートのときのような曖昧な会話で対応をされることです。
これでは、相手が何を言いたいのかわかりづらく、時間もロスしてしまいます。
TPOに応じて、適切にバランス良く対応ができるようになりたいものです。