これは二者択一の決断ではない。
成功者は両方とも実践している。
愛情は競争の勝つために絶対に必要だ。
自分のしていることに愛情を注いで初めて、隣に座っている人よりも実際によい仕事をより多くこなせるのだ。
もし愛情がないなら、その時は、愛情のある別の人を探すことになる。
中途半端な姿勢で取り組むのは危険だ。
もし、自分が打つ込んでいるどんな仕事よりも長く続いてくれる成功を収めたいというなら、その道を切り拓いてくれるのは愛情だけなのだ。
競争の激しい市場において個人が生き残ることについて考える。
そんな市場には、他人の仕事をその本人よりも熱心に欲しがっている人たちがいくらでも存在している。
仕事が大好きな仕事仲間や競争相手は、生活のためだけに働いているような人たちよりも、もっと真剣に働き、もっと多くのことに取組み、もっと機敏に動き、もっと優れたアイデアを出す。
「今日におけるリーダーシップの仕事は、ただの金儲けではない。それは意義を考えだす仕事だ。」
才能に恵まれた人たちが探し求めているのは、次のような職場だ。
つまり、お金だけではなく、活力を与えてくれる精神的な目標、そこで働いている人たちの個人的な価値観を共鳴し合うような目標、独創性を発揮できる仕事のチャンスを与えてくれるようなミッション、といったものを用意してくれる、そんな組織だ。