特にこんな思い込みには要注意だ。
●「権威者がそう言っている」
権威者が真理を把握しているとは限らないし、権威者の間でも意見はよく食い違う。
権威者の理論はころころ変わる。
権威者の主張には「もしかしたら本当かもしれない」くらいに考えればいい。
●「それを新聞で読んだ。テレビで見た。ラジオで聞いた。」
マスコミの情報の大きな問題は、間違っていることがよくあることだ。
マスコミは事実に基づいて報道しようとはするが、報道内容が正確であるとは限らない。
マスコミの情報については「疑わしい」と考えるといい。
●「信頼する人が、そう言っている。」
いくら尊敬に値する人でも、真理を把握しているかどうかは別問題だ。
人間である以上、自分の信念に反する考え方を受け入れられなくなっていることがある。
そういう人の意見については「根拠はあるだろうか?」と考えてみよう。
言われたことを鵜呑みにするのは愚かな態度である。
あなたにとって最善の方法は、広い視野でものを見ることだ。
真理かどうかを判断するのは急がなくていい。
疑わしい情報に基づいて行動するのは避けたほうが賢明だ。
【誰でも絶対に成功する方法】
真理かどうかがはっきりするまでは、情報を軽はずみに信じてはいけない。