知識は「何をするか」または「なぜそれをするか」という2つの質問に答えてくれる。
スキルは「どうやってするか」を示すものだ。
やる気は動機であり、「それを実行したい」という気持ちだ。
生活の中で習慣を確立するためには、この3つの要素がどれも必要である。
成長と変化のプロセスは、上向きのらせん状の循環だ。
つまり、自分のあり方を変えることによって見方が変わり、見方が変わることによってさらにあり方が変わる。
知識・スキル・やる気のレベルが高まるにつれて、古いパラダイムから解き放たれ、生活や人間関係がさらに高い効果性の領域に入ることになる。
そして、このプロセスは常に上向きに続く。
時として、このプロセスを難しく感じることもあるだろう。
生活を変化させるには、大きな目的によって動機づけられる必要がある。
今すぐ欲しい結果を我慢して、将来、本当に得たい結果を追求しなければならないからだ。
しかし、このプロセスこそが、私たちの存在目的である幸福を作り出すものだ。
幸福とは、最終的に欲しい結果を手に入れるために、今すぐ欲しい結果を犠牲にすることによって得る果実にほかならない。