2008年01月03日

スーパーモニターを見抜く方法(逸材の条件その1)

以前、セミナーの講師をやっていたときに質問された。
「スーパーモニターを見抜く質問はどんな質問ですか?駄目なモニターを見抜く質問は?」

この「スーパーモニター」という言葉を「逸材」に変えればモニター職に限らず一般的にできる人材を発掘できることになる。

その時、僕は次のように答えた。
「スーパーモニターは、こちらの質問に対して、一般的な答えからより踏み込んだ答えを返してくることが多い。こちらが『なるほど!』と唸る答えとかですね。」

世の中の逸材は、ときどき、僕のような凡人が「やられた!」と思うようなアイディアを出し、実行してくる。

治験のモニターで言うと、併用禁止薬を一覧表にする時に「薬効群」別に分類した表を作るのが僕のような凡人だが、逸材は、もう一枚、50音順に並べた表も作る。
確かに、薬剤師がこの薬を創薬ボランティアに出していいかどうかをチェックする時に50音順で探したほうが早い。

言われてみれば、なるほどそうだよね、なのだが、自分の頭から同様のアイディアが出たかと言うと、それはなかなか難しい。

だから『逸材の条件その1』としては「前例にとらわれずに一歩踏み込んだ考えをする」が挙げられる。





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「風が強く吹いている」

風が強く吹いている」三浦 しをん (著) という小説がある。
「箱根駅伝」を目指す弱小陸上チームの涙と感動と笑いの物語だ。

この物語を読むと箱根駅伝が30倍楽しめる。

僕も以前、弱小製薬会社の駅伝チームをやっていたので、駅伝チームとして走るランナーのプレッシャーと難しさがよく分かる。
一人で走るマラソンは、もし途中で棄権したとしても、それはしょせん、自分だけの問題なので、悔しいが、心理的にそれほどの影響もない。

ところが、駅伝では「たすき」を繋ぐという重要な役目があり、もし、棄権をするとチーム全体に影響を与える。
自分が途中で棄権したために、走ることすらできないチームメンバーまで出てしまい、最終的にはチームがゴールという最終目標を達成できない、ということになる。
ここが駅伝の怖さでもあり、面白いところでもある。

だから、僕は駅伝を走るとき(いつも第一走者だったが)、自分のマラソンレースとは違う、異常なまでのプレッシャーを感じた。
スタート直前には、唇がカサカサに乾燥するぐらい緊張した。

ところで、会社で働くこともこれに似ている。
仕事というのは、自分ひとりで完結することは少ない。
大抵、次の誰かに自分の仕事を渡す、という行為が発生する。
しかも、タイム制限(締め切り)がある。(これもまた駅伝に似ている。)

途中棄権をすると、組織やチーム全体に影響を与える仕事も多い。
だから、ハイスピードで仕事をすることも大切だが、それが原因で体調を崩し、休んだりすると、これまたいけない。
適度なスタミナ配分を考えながら、それでいて、競合会社のことも気にしながら仕事をする必要がある。


治験もまたしかりだ。

基礎研究から非臨床試験、そして臨床試験へ。
フェーズ1から2へ。
そしてフェーズ3を経て、申請へと「化合物」という「たすき」を繋げていく。

その化合物の持っている能力(効果)をいかんなく発揮できるように治験を行う必要がある。
ただし、あまりにスピードを重要視し、GCP違反なんてことになると、申請取り下げ、という事態もありうる。

開発の最終ステージで、そのプロジェクトが失敗すると、それまでの時間(5〜8年)とお金(数百億円)が一瞬にして水泡と帰す。

こういう難しさを超えると、僕たちは風を感じることができるのだ。


風が強く吹いている




風が強く吹いている






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2007年08月08日

これは、辛いだろうな

大昔、ある所で「おまえらは駄目だ」を連呼する部長がいた。

毎日、そんな言葉を浴びせられていた部員はどう思っただろう?

どう感じていたんだろう?


多分、(おそらく多分)「そうなんだ。僕らは駄目なんだ。」と脳に刷り込まれ、学習したことだろう。


「それだから駄目なんだよ。ここで発奮するんだよ。」と、また、あの部長なら言うだろうな。


毎日、自分が「あんたは駄目な部長だ」と言われ続けたら、あの部長はどう思うだろう?

そういうことすら想像できない、想像力欠如のひとの下に不幸にも配属された場合の生き残る手段は、異動願いを出すことだ。

「あんな部長の下では働けません。」と。

それが何人か続くと、人事部も「ちょっと、これはやばいかも。」と遅まきながら、当該部長を別の部署に出してくれるかもしれない(絶対とは言えない)。


僕たちは「お前らは駄目だ」と言われるために生まれたわけじゃない。


多くの若い部下を駄目にした張本人は誰だろう? なんだろう?


もう、20年以上も前に話だけどね。


この手の話は、減っているんだろうか?

減っていることを願うばかりだ。





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2007年08月01日

ビジネス英語を強化する、NHKラジオビジネス英会話―海外勤務・大滝怜治編

現在、僕が会社で英語研修の教材として使っているもの。

NHKラジオ「ビジネス英会話」の2002年度放送分から、洗練されたボキャブラリーと経済・社会動向が満載の全26レッスンが紹介されている。

ニューヨークのPR会社を舞台に、国際ビジネスの現場での生きた英語が学べる一冊だ。


この教材の優れた点は適度なスピード(と言っても、初心者には速い!と感じるが)と、適切な単語、イディオムが使われている点と、そして何よりも内容(ストーリー)が興味深い、という3点だ。

ヘッドハンターからの電話で始まる、このシリーズは大阪の製薬会社に勤めている大滝怜治がヘッドハンティングされ、アメリカの広告代理店に転職するという話になっている。

社内の受講生にも評判は良い。(もっとも僕が今、勤務している会社がCROだから、という点もあるが。)

とにかく、内容といい、会話のスピードといい、とても刺激になるようだ。

この教材を使い始めて、あらたに英語の勉強を再開したいという人が僕のところに何人が相談にきたぐらいだ。


NHKラジオビジネス英会話―海外勤務・大滝怜治編 (海外勤務・大滝怜治編) (NHK CD Book)






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2007年05月21日

人生で最も不幸なことは

今日、新入社員とチューターの初顔合わせをやった。

新入社員のみんな、先輩に喰らいついていくようにね。

きっと、GCPや治験のことだけでなく、仕事のこと、会社のこと、社会のことなんかも親身になって教えてくれると思うよ。


ついでに言っておくと「人生で最も不幸なことは、嫌いなことをしながら毎日を過ごすこと」です。

もうひとつ、ついでに言っておくと「人生で幸せなことのひとつは、好きなことをやりながら毎日を過ごすこと」です。


毎日を息も絶え絶えに、辛い思いをしながら過ごして貰う100万円よりも、毎日をニコニコ、ワクワクしながら過ごしてもらう1万円のほうが、その人にとって、絶対に価値が有ると僕は思う(100倍の価値だ)。


「ライフワーク」で豊かに生きる




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2007年05月20日

それなりに新人の2週間の合宿研修が終わる

先週の金曜日で2週間の缶詰・合宿研修が終わった。

感想を新人たちに聞くと「研修の内容等はいいけれど、ひとつの宿舎で、それも同じ室内だけで長い時間を過ごすのが辛い」という意見が多かった。

そりゃそうだ。

特に若い連中はエネルギーを持て余してしまう。(持て余すほどのエネルギーが残らないくらい研修をタフにする、という考えも有るが。)


来年も、合宿研修を長く続けるようなら、「外部」を使う研修も考えたほうがいいかもしれない。

例えば「治験の依頼」というシュミレーション研修を行う際には、研修施設の外にある、例えば研修施設から歩いて5分の街角A地点に「治験事務局」を置き、そこから歩いて10分くらいのところの街角B地点に「医局」を置き、さらに歩いて20分の街角C地点に「薬剤部」があるとか。。。。


う〜〜ん、来年もそれなりに楽しめそうな研修が組めるぞ。





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2007年05月16日

タフな状況でのネゴシエーション


今日は「治験は必ずしもGCPどおりには進まない」という、先輩モニターにはお馴染みのことを体験してもらった。

GCPなんてものは、日本語で書かれているので、そんなの読めばいいんです。

問題はGCPに記載されていないところで、治験のスピードと質が左右されてしまうということなんだな。

それを、今日は身をもって体験してもらえるよう研修プログラムを作った。

案の定、新人のみんなはぐったりした。


でも、世の中はこんなものじゃないからね。

所詮、世の中、乱戦です。

タフに生き抜く力を持って欲しいと思って、今日の研修をやりました。

(今日のことで、こりてやめないでね、Oさん。)








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人材の才能を開花させる唯一の方法

入社して、1ヶ月半が過ぎ、そろそろ新人たちも緊張が解け、個性が見えてきた。

これまでは、ある程度、自分をコントロールしてきたところだろうけれど、さすがに1ヶ月半も経つとコントロールが緩んでくる。

それぞれの才能の違いも目に付くようになる。

例えば、昨夜(研修の夜の部)、グループワークでプレゼン資料を作ってもらった。
その資料を作成する過程を見ていると、リーダーシップを発揮する人、終始受身でいる人、パワーポイントが得意な人、周囲の意見をまとめるのが上手い人・・・・・・etc.が分かる。

これらの各自の才能が活かせるように我々講師陣も手伝いをするけれど、最終的には、新人たちが自分の才能に気づき、それを「強み」に変えていく必要がある。

結局、我々講師は、そういうことを通してしか、人材の才能を開花させる方法はない。

そこが難しくもあり、(僕にとって)魅力的でもあるわけだ。








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2007年05月11日

個性を活かしつつ、規定を遵守する

治験業界では厳格な規定がある。GCP(医薬品の臨床試験の実施の基準)だ。
この規定は治験の「正確さ」と「安全」を確保するための基準なので、モニターやCRCの個性、性格に関わらず、最低限、この規定を守ってもらわないと困る。

一方で、治験の世界では個性を発揮できる場面も多い。

例えばモニターが治験責任医師や治験分担医師、CRCと会話する場面。
あるいはCRCが創薬ボランティアや治験責任医師、治験分担医師、モニター、治験関係者と会話をする場面。


モニターがどうやって治験責任医師、治験分担医師、CRCと信頼性を築くか、という方法には規定が無い。
CRCがどうやって創薬ボランティアとコミュニケーションを取るか、という方法にも規定が無い。


ただ、モニターに対して、治験責任医師等とのコミュニケーションスキルをアップする(と思われる)方法を教えることもある。
だからと言って、その方法が全てのモニターにとって有効か、というとそうでもない。

一番いいのは、それぞれのモニターが自分に適した方法でベストな方法を身につけることだ。


僕も「モニターへの道」にも書いたが、僕がモニターとしてデビューした時に、モニタリングを教えてくれた方は素晴らしいパフォーマンスを上げるモニタリング方法を身につけていた。
しかし、その方法の全てが僕にもできるかというと、それは無理だなと僕自身が思った。
そこで、僕なりに応用できる方法へ改造した。

新人モニターたちには自分に合ったモニタリングスキルを身につけて欲しいが、新人たちはそもそも、モニタリング方法にどんな方法があるのか、知らない。

だから、僕としては、新人モニターたちにできるだけ様々なパターンのモニタリング方法を提示してあげるので、その中から、自分に合うと思うモニタリング方法を各自が見つけてもらいたいと思っている。




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2007年05月09日

缶詰研修だけど、一緒に頑張ろう!

身も心も缶詰になって、そして同期とひとつ屋根の下で、同じ釜の飯を食いながら、2週間の治験の導入研修を行っている。

多分、このメンバーで一同に会して仕事(研修を含む)をするのは、これが最後となる(だろう)。
この合宿研修が終わったあとも、もうしばらく研修が続く。
最終的には、7月くらいまでの研修となる。


今、僕が勤めている会社では「モニター」が製品となる。
モニターが行うモニタリング業務が提供するサービスだ。


クライアントから高い(決して安くない)金額の費用を頂くためには、それに見合う品質のサービスを提供しないといけない。

契約料金は前払いで、症例が1例も入らなくても、一度金庫に入れたお金は払い戻ししません、なんていう非常識なことはもちろんできない。


結局、僕の仕事というのは、「金、返せ!」と(少なくとも)言われないようにし、「もう一度、あのモニターにモニタリングをお願いしたい」と思われるモニターを一人でも多く育て、新薬を一日でも早く世に出すことになる。


間接的だが、新薬を一日でも早く世に出す、という仕事をしている人は、この日本に相当多くいるはずだ。

だから、一緒に頑張ろう!よ。




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