目標を考えることは、自分がこれから進む道を決めることでもあります。
しかし、この目標を昨日の続きを元に定めていると、どうしても現実に影響されてしまい、自分の理想や夢から遠ざかってしまいます。
それでは、毎日を生きている面白みがありません。楽しくないのです。
私は、物事を考えるときに、昨日や今日のことを参考にはしますが、それをベースには考えません。
自分がなりたい像は未来にあります。
ですから、未来の像を想像してから今に向かって時間を遡ってきます。
時間を遡るということは、未来を引き寄せることでもあります。
想像力を豊かに発揮することで、未来の姿を見ることができるのです。
現実的に難しい状況が足元に存在している、これはほとんどの人が感じている実態です。
そう考えるから悩むのです。
そして、その中に自分が引きずり込まれるのです。
その世界から抜け出すには、たいへんなエネルギーが必要です。
また、気持ちが疲弊してしまいます。
楽しくありません。
私は、自分が望む未来、その未来と契りを交わして、その未来を引き寄せてくるという考え方こそ、人間に与えられた大いなる力でもあると思っています。
ですから、いつも未来を考えて生きているのです。