2014年07月23日

成功へのビジョン(4)●愛情だけが道を切り拓くのだ。

自分のしていることを好きになるのが大事、という考えは一般化している。

しかし、大半の人はそれを鵜呑みにしているわけではない。

大好きなことをするのは、いいことに違いない。

けれども、ほとんどの人は、現実の問題としてそうしたぜいたくをしている余裕はないと感じている。

多くの人たちにとって、本当の生きがいというのは、そうあって欲しいという感傷的な空想で終わっている。

実は、これが問題で、自分の大好きなことをしないのは「危険」なのだ。


自分のしていることに愛情を感じない人は誰であれ、愛情を感じている人に必ず負ける。

それが冷酷な真実だ。



終身雇用が崩壊して、人的資本こそが個人の全財産となった。

その人的資本とは、才能、能力、人間関係、そして意欲だ。

成功を永続させるためにはそれ相応の粘り強さや情熱が不可欠であり、この両方を維持するための武器は愛情以外にない。


愛情だけが道を切り拓くのだ。


愛情がなければ、先々必ず遭遇することになる艱難辛苦(かんなんしんく)や果てしなく続く逆境の重さに耐えきれなくなるだろう。


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2014年07月21日

成功へのビジョン(3)●自分が愛しているものになる

成功者の本質を探究する過程で、言い換えれば永続するだけの価値を持つ成功を探究する過程で、次のことが分かる。

3つの要素、すなわち自分なりに定義した意義、創造力のある思考スタイル、そして効果的な行動スタイル、これらの3つの要素は、三者相互の調和がとれたときに、自分の足元を固めるる礎となり、ベストプラクティス(成功体験)を持続させてくれる。



従来から定義されている短期的な願望や成功を成就させるためには必ずしも三者が全て調和する必要はないのかもしれない。

とは言え、調和をとろうとすればするほど、そのぶん、成功が何十年にもわたって可能性が大きくなるはずだ。

自分にとっての生きがいとは何か、ということを強く意識し、そしてその次に自らの考えと行動を一致させて自分なりの意義の定義を定着させる。

これが調和だ。



我々の大半は、自分が愛されることよりも、自分が愛しているものになることを意識する。

自分が愛しているものになる、ということは、仕事と仕事以外の両方で生きがいに打ち込む、という意味だ。



あなたは次の質問に答えられるだろうか?

「何故、今の今、あなたは自分の生きがいに打ち込んでいないのだろうか?」


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2014年07月18日

成功へのビジョン(2)●仕事を愛する姿勢の気高さ

成功者がいつまでも続く成功を見出すのは、彼らの生活や仕事で少なくとも3つの本質的な要素の整合性がとれたときだ。

本質的な要素の1つ目は、意義だ。

取り組もうとする対象は、個人として意義を定義するという意味で、自分自身に深く関わってくるはずだ。

その対象とは、あまりにも情熱を傾けて没頭するため、取り組んでいるときに時間の過ぎるのを忘れてしまう、そうしたものだ。

できれば周りの人たちも巻き込んでみたいものだけれど、たとえ内緒ででも、批判にめげず、場合によっては何の見返りも期待せずに取り組みたいと思うようになる。


本質的要素の2つ目は、思考スタイルだ。

つまり、人一倍の責任感、大胆さ、情熱、そして責任を伴った楽観主義。

これが思考スタイルと呼ぶことにする。

本当の価値を創造するというテーマを軸に自分の考えをまとめ、そしてこれでもかと襲いかかってくる苦悩や危機そして混乱を乗り越えて、その価値の創造にとって重要なものだけに自分の考えを集中し続けられるとき、そのときは、本当に幸運だ。

何故なら、維持継続できるモデルが手に入っているからだ。


本質的要素の3つ目は、行動スタイルだ。

永続的な成功をおさめている人たちは、行動を起こすための効果的な方法を知っている。

彼らの行動スタイルには目に見えるもの以上の何かがある。

成功者たちの中には、人生を送るうち、意義をはっきりと意識したときの話を語ってくれた人がたくさいいる。

結局、根底にあるのは、仕事そのものの楽しさだ。我々はすっかりそのことを忘れているのではないか。

仕事を愛する姿勢の気高さこそ、我々が人に伝えられる最も重要な価値観のひとつなのだ。


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成功へのビジョン(1)●見返りを求めずに没頭する

成功している人にとって、成功の本当の定義とは、個人的な充実感と変わらない人間関係を与えてくれる。

そして、自分たちが住んでいるこの世界で、自分にしかできない成果を上げさせてくれる。

成功とはそんな生活や仕事のことだ。

お金と評価は外的な要因だ。

このふたつは全く違った目的に向かって、たとえば癌の治療法を見つけようとしている人の必死の努力と同じように、個人的な大義や天職という目的に向かって、情熱的に働いた結果の産物なのだ。

自らの情熱を、自分自身と世界に対して自分にしかできない成果をあげながら、具体的な形で示す、そんな生き方を選ぼう。


皮肉なことに、成功はしばしば、それ自体が本人の最優先課題である限り、色あせ、消滅し、あるいは本人の魂の牢獄となってしまう。

成功というものは、自分が大切にしているものへの個人的な強い思い入れがなければ、しかも、富、名声、権力、あるいは結果としての周囲の支持といったものに頼っても頼らなくても取り組もうとするだけの積極性がなければ、おぼつかないものだ。

成功する人はたいてい、自分のエネルギーを振り絞って粘り強さを発揮し、身も心も打ちこんで、人生をまっとうするために苦労を重ねている。

彼らは、ある発想にほれ込むようになる。

つまり、自分という人間には情熱があり、その情熱のおかげで、時間の経つのも忘れ、どんな些細なことにも絶えずこだわろうとする誘惑にかられるようなものを、何年も何年もの間、生み出し続けようとする存在なのだ。

現実的な意味で言えば、それは、何の見返りも求めず、それ自体のために彼らが喜んで取り組もうとするものなのだ。
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2014年07月16日

会議で参加者の発言を誘導する

人が集まる場で自分の意見を述べたり、質問をしたりすることは、そこの参加者にとって有意義であり、思考の深みを増したり、視野を拡大することに貢献できます。


しかしながら、日本の教育の現場では、発言すること自体を積極的に求めない教育環境を長年続けているために、静かに教師の言うことをただ聞いて、黒板に書かれたことをノートに書き写すと言う、実に旧態依然とした、国際的にはまったく遅れた授業が毎日、全国的に行われているのが実情です。


このような環境で育った人間が、社会に出て、会議で発言を求められても、自分の意見を明確に参加者に伝えることは困難であるばかりか、自ら発言し、質問しよう、意見の述べようと思うことすらないのです。


これでは、日本の産業が国際競争社会で勝てるはずがありません。


わたしは、自分が講師あるいはチェアをする場合、次のような方策をもって参加者の発言を誘導しています。




1. 自分は椅子に座らない。視線を高くすることで、室内の全般を見渡すことができます。

また、簡単に移動することができるので、意見を言いたそうな眼をしている人の近くに行って、耳元で直接質問ができます。

相対で聞かれると、その人は何らかの回答をしなければならなくなり、口を開くことになります。



2. Yesか、Noに簡単に分けられる質問を繰り返して行き、挙手させて、会議に参加させます。

その中で、こちらから指名して、Yes、Noと判断した背景や理由、Yesの人には、なぜNoでないのか、と意見を聞きます。

このようなキャッチボールを繰り返すと、その場が発言しやすい雰囲気となって行きます。

自分にとって、発言することが利益になることを理解させるのが大事です。



3. 半ば途中で、全員に起立してもらい、両手を挙げて、背伸びしてもらいます。

これを3回繰り返して、眠気防止の手を打ちます。

背伸び以外に、身体をねじったり、首を回したりするのも効果的です。

参加者でそろって何かをするというアクション自体が会議への参画意識を高めることになります。



4. 参加者がノートをしっかりと取るようになったら集中力が高まってきている証拠です。

ただ、漠然と話を聞いている段階では、未だ参画意識が低いと考えてください。

質問を準備するために、ノートに箇条書きで質問内容をまとめる行動が見られたら、その会議はかなりうまく行っていると思ってよいでしょう。



5. 場が馴染んできたら、意見の集約をするために、発言があった内容をまとめて、それぞれの意見について、さらに深く考察して行きます。

反対意見がでるようになったら、議論が白熱してきておもしろくなります。

方向性を決定する会議では、結論を出さなければなりません。

いろんな意見をもとに参加者の合意を得て、的を絞って行きます。

ここで大事なことは、あせらないこと。必要であれば、次の機会に結論を後送りするぐらいの覚悟も必要です。

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2014年07月09日

忙しいと思うなかれ

同僚に仕事の状況を聞くと、「忙しいです」、「普通です」、「暇ではありません」、「仕事が沢山あります」などと、返事はさまざまです。

私は、常に、忙しいと思わないことにしています。


忙しいと思うと気持ちに余裕を持てなくなり、ミスが増えたり、仕事の内容が不完全で出来ることも出来なくなってしまいます。

また、自分自身を追い込んでしまうような気がします。

私は、案件を多く抱えていても気持ちの上では常に自分の80%の力で仕事をしていると思うようにしています。

そうすることにより、気持ちに余裕ができ、効率よく仕事が出来るようになります。

また、間違いも少なくなり、さらに、自分自身の仕事の許容範囲が広がり、仕事も楽しくなります。仕事は楽しくすることが大切だと思います。


顧客からある仕事を頼まれ、何時までにできますかと聞かれた場合、貴方はどのように答えますか。

無理をすればぎりぎり出来る期限か、相手の状況を確認しながら少し余裕をもった期限を設定するかだと思います。

一度提示した期限を破ることが一番問題です。

期限を設定するときには、少し余裕を持った期限を設定し、実際は、それよりも早く提出する。

できればぎりぎりできる期限と同じくらいに提出するのが望ましいと思います。

最初からぎりぎりの期限を設定するよりも少し余裕を持った期限を設定することで、心に余裕が出き、結果的には期限よりも早く提出できるようになると思います。



みなさん、仕事は楽しくしましょう。

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2014年07月05日

組織マネージメントの本質

人が集まって組織ができているわけですから、人を中心として組織をマネージメントするのが基本です。

人は、感情に大きく左右されます。

また、自己利益と組織からの認知(賞賛)に強く反応します。

個々がそれぞれの感受性を持ち、日々の出来事によって感情が揺れ動き、利益と賞賛を求めて個々が主張しあう、これが組織です。

そして、個々の主張が通らないと不平や不満が爆発し、個々の間で揉め事が起こります。

組織目標を共有していたとしても、その目標達成よりも個人の感情や利益のほうが優先されることがしばしばあります。


このように、個性を持つ複数の人間が集まって自分の考えや自己利益を主張する中で、組織が目標を達成するために、同じ方向に向かって進むようにマネージメントすることは、とても難しいことだと理解できます。

そこで、優れたリーダーの采配が必要となるのです。

リーダーは、個々の人間性を把握し、個人的な感情をコントロールしつつ、組織を構成する人間関係が円滑にいくように、日々、潤滑油の役割を演じることが求められます。

もし、リーダーが自分勝手で、チームの意見も聞かずに、人間関係の調整もせずに、単なる指示命令だけで組織をマネージメントしようとしたら、その組織は確実に崩壊してしまいます。


組織において、1.スタッフの個性を伸ばしてスキルを向上させ、2.個々の意見を尊重しつつ組織の調和を図っていく、そして、3.目標を必達するとともに社会に貢献する、この3点がリーダーに求められる組織マネージメントの本質です。

決して、指揮命令系統に従った指示伝達マシーンではありません。

日々、発生する困難な智慧の試練をしっかりと受け止め、それらを一つひとつ丁寧に、しかもスピーディーに解決していくことが、リーダーのスキルと評価を決定づけます。

さて、リーダーと呼ばれているあなた、あるいは将来リーダーになりたいあなた、この本質を理解して実践できますか?

難しいことですが、やり遂げるという信念があれば、できないことではありません。
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2014年07月04日

目標を定めることは、自分の未来を引き寄せることです

目標管理については、日頃から業務の一環として行っていると思います。

目標を考えることは、自分がこれから進む道を決めることでもあります。

しかし、この目標を昨日の続きを元に定めていると、どうしても現実に影響されてしまい、自分の理想や夢から遠ざかってしまいます。

それでは、毎日を生きている面白みがありません。楽しくないのです。



私は、物事を考えるときに、昨日や今日のことを参考にはしますが、それをベースには考えません。

自分がなりたい像は未来にあります。

ですから、未来の像を想像してから今に向かって時間を遡ってきます。

時間を遡るということは、未来を引き寄せることでもあります。

想像力を豊かに発揮することで、未来の姿を見ることができるのです。



現実的に難しい状況が足元に存在している、これはほとんどの人が感じている実態です。

そう考えるから悩むのです。

そして、その中に自分が引きずり込まれるのです。


その世界から抜け出すには、たいへんなエネルギーが必要です。

また、気持ちが疲弊してしまいます。

楽しくありません。

私は、自分が望む未来、その未来と契りを交わして、その未来を引き寄せてくるという考え方こそ、人間に与えられた大いなる力でもあると思っています。

ですから、いつも未来を考えて生きているのです。
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2014年07月02日

集中すると迷いは収まります

日常の煩雑さや煩悩から生まれる迷いや心配事から自分自身をしっかりと保つためにもっとも有効な方法は、何かに集中することです。

仕事に集中することでも良いですし、自分の趣味や稽古事でも構いません。

そのことに全神経を集中させて、それ以外のことを考えないこと、これが絶対的な効果を生みます。



一般には、心配や不安のない人間など存在するはずはないと思います。

誰でも何かしら悩みがあり、不安や不満を持っているものです。

しかし、その悩みの海に溺れて自分を見失っていては、人生を有意義に生きるという本質から遠ざかってしまいます。

できれば、悩みや不安はなるべく小さくありたいですね。

多くの場合、時間が解決してくれます。

そのときには重大な問題と認識していたのに、時間が過ぎ去り、後から思い起こすと、それほど心配することはなかったのに、と思うことがあるでしょう。
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2014年06月30日

自信をつける方法

●自信をつける方法

うまくいく人とは、結局、自信がある人のことです。

流行りの仕事術やマネジメントなどのビジネススキルを数多く学んでも、心に自信がなければ、逆境に立たされたとき、何の役に立ちません。

気持ちで負けていれば、スキルは無力です。


あるいは、実際に営業などで優秀な成績を残したとしても、それを自分の中で自信に変えることができなければ、営業スキルは無力です。

また、自分の将来や夢に対するビジョンにおいて、どれだけ目標を手帳などで管理しても、自分を信じることができなければ、プランは役に立ちません。


スキルは自分を高めるツールですが、あくまでもツールです。

この点を再度、確認しておきましょう。


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